2025年3月29日

Santafe

ロサンゼルスから東へ40号線をひたすら車を走らせて、サンタフェを目指す。サンタフェまでは車で13時間程度。日本では宮沢りえさんの写真集で有名ですが、今回はあの扉のような雰囲気の建具や家具を買付けしたく調査にでかけました。

サンタフェはアメリカ南西部のメキシコ国境の州で、アルバヒスパニック系の多い州ですが、プエブロ族やナバホ族やアパッチ族などネイティブアメリカンの保留地が存在しています。       

車を走らせること10時間。。さすがに、眠くなってきたので、ドラマ『ブレイキングバッド』のロケ地になったアルバカーキで一泊する事に、今宵の夜はLUXYRY INNです。行き当たりばったりで、モーテルに泊まる。それもアメリカトリップの楽しみかもしれないですね。

モーテルの外観もニューメキシコ感溢れる感じになってきました。

翌日、アドビ建築で有名なAbiquiu churchへ~  

建物は土と水と藁を混ぜて乾燥させたアドビ(日干しレンガ)で出来ていて
上から漆喰を塗って固めています。アドビ建築物は熱を吸収してから非常にゆっくりと放出するため、建築物の内部は涼しいままに保たれることから、暑くて乾いた気候に適しています。また、耐久性もすぐれていて、地球上に現存している最古の建築物によくみられます。

元々ネイティブアメリカンが住居として使っていたアドビ建築は、アメリカ古来の建築様式として、南西部の都市の建物デザインによく使われています。 新しいものはコンクリートで作ってから漆喰を塗ってアドビ風にしているものも多いですね。
窓枠などを青や赤など彩色したものを取り入れ、アクセントカラーとなっています。土地柄、ターコイズが有名なので、ターコイズブルーで統一されている建物もよく見られます。

教会の隣にある、図書館で働かれているネィテイブアメリカンの子孫の女性からお話を聞く。実際にこの地にまつわる歴史や自分の生い立ち等。優しさの中に強さのある素敵な方でした。

サンタフェの公共施設等で使われていたベンチ

サンタフェへを堪能して、いざロサンゼルスへまた13時間かけて戻ります。。