ビンテージの家具には必ず一つ一つに歴史や過去があり、時には面白い裏話があったり、はたまた謎や疑問を投げかけてくることがあります。

今回買い付けのLane社製のBox Shelfですが何と中に小さなパンフレットがぶら下がったままでした。パンフレットをつけたまま使っていたのか、それとも未使用のデッドストックなのか。

シリアルナンバーから1965年製だということが判別でき、かなり状態もキレイなので恐らく未使用のまま倉庫に眠っていたのではないでしょうか？このShelfの約60年に想いを馳せます。

当時のピンナップや広告写真はよく見かけますがこんなパンフレットは珍しいんじゃないでしょうか。PERCEPTION、ACCLAIM、RHYTHM、REFLECTIONといったラインナップの紹介も。

そしてパンフレットのほかに付属品がもう一つ。鍵が袋ごとついていました。しかし鍵穴に全く合わずでこれがまた謎でさらにこのShelfへの想いを強くさせられました。

こんな話を知ってもらうとさらにビンテージ家具の奥深さや楽しさが広がるのではないでしょうか？我々が知り得る限りのお話をお客様に共有し気に入って頂いたビンテージ家具の魅力をより一層引き立てられればと思っています。また面白い話があったらご紹介しますね。